2008/03/21

腕取りのマルコス


若き研究者マルコスは、その異常な程の「腕」への興味を次第に隠せなくなっていた。太い腕、細い腕、小さい腕、逞しい腕、美しい腕――。ある日他の研究者 の腕を切り落とした彼は、国を逃れ、荒くれ者の住まうヴァルヴァニアにたどり着いた。「この国なら、誰が腕を取られても文句を言うまい――」こうして彼は 幾人もの腕を奪い、腕と共に暮らしていった。最早彼にさえ、どれが自分の腕なのかは、わからない。

pixivファンタジアのWANTED!!企画に投稿。
時間がなくて全然描き込んでない。
そもそも絵→設定という・・・。
PainterXから追加された覆い焼き・焼きこみ大活躍。

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